かうひい堂を訪ねる

今週は遠出をして、北九州は門司港にあります『かうひい堂』にお邪魔してきました。

春にお店をオープンされたと聞いた時から年内には必ず行こうと計画を立てていたのです。

九州は7,8年ぶりなので、楽しみです。

まずは飛行機で福岡空港へ

今回はJALのタイムセールで買っていたチケットなので片道9280円という格安料金。

浮いたお金で沢山珈琲を飲めそうです。

福岡空港に着いたら

新幹線と在来線で1時間弱で到着。

門司港駅
門司港駅前

駅前広場が広いのが何ともヨーロッパっぽいです。

さて、珈琲を飲む前の腹ごしらえ

門司港名物焼きカレー

伽哩本舗の昔の焼きカレー

昭和30年代に食べられていた焼きカレーの再現だとか。

当時こんなに美味しいビーフが存在したのか(鹿児島県産A5ランク黒毛和牛)は……さておき、これは絶品でした。

ソウルフードを堪能して

珈琲を美味しく飲めるコンディションは万全です。

歩くこと10分

かうひい堂到着!

かうひい堂

店内入ると内田さんが珈琲淹れていました

店内の写真は撮り忘れてしまいましたが、カウンターメインの珈琲専門店という感じで、回転イスがなんともあのお店っぽい座り心地!

カウンターには地域のお客様もいて居心地良いです。

まずはグァテマラのデミタス(濃厚)

スゥーッと入ってく感じで後味まで綺麗に香りが花開いて開いてくる感じ。濃度感と相まって良いです。やっぱりグァテマラを一杯目に持ってきて正解です。

続いてハワイ(中濃)

ハワイは完全にハワイ特有の味わいが楽しめます。物凄く柔らかくて、ぶわぁっと香りが来る。

ハワイの柔らかさって独特です。

美味しい。

舌の記憶に刻み込む。

盛岡珈琲フェスティバルの話

洗濯機の活用法

面白いコーヒー本の話などなど

次から次へと興味深い話が出てきます。

途中で、小倉にお店をオープンされるという春乃木珈琲さんもいらっしゃって珈琲の輪が広がりました。

小倉・春乃木珈琲

やはり内田さんのところには珈琲屋が集まってくるのでしょう。

音楽業界では「ミュージシャンズミュージシャン」と呼ばれる音楽家がいますが、

私の中で内田さんはそういう存在に感じます。

夜は門司港の美味しいお魚を頂いて、

連れて行ってもらった関門海峡の夜景がきれいでした。

関門海峡

宿泊はゲストハウスPorto

今回たまたま予約サイトで見つけただけだったのですが

ポルトさんおすすめです。

古民家カフェをやりたい方ならリノベーションの参考にもなりそうですよ。

翌朝は早起きして門司散歩

関門橋

歩いて渡れる関門トンネルを抜けると…

素晴らしい日の出を見れました

途中で見つけた港湾の安全入船食堂で朝ごはん

ものすごくディープな朝ごはんでした。

宿のチェックアウトをして

そしてまた、かうひい堂へ

カフェオレを頂きながら、

フォームドミルクを作るマシンについて教わります。

私はブラックコーヒー以外はガクンとレベルが落ちるので、アレンジコーヒーの研究も頑張ろうと思いました。

そして、同時に頂いたバリ アラビカだったと思いますが、デミタスの珈琲がとても美味しかった。

酸味の舌触りがですね、私の好きなある種の珈琲屋さんでしか味わえない酸味の食感です。

カフェオレとデミタス

それからイエメンのアルディムだったと思います。

まだオールドではないとのことですが

香りはかなりジトーっとしていて立体的な形が見えてくる。

今回は福岡でも沢山の珈琲屋に行きました。福岡はちゃんとイエメンを置いているお店が非常に多いのですが、その中でもここで飲んだイエメンは格別にユニークでした。

イエメン

さらにネルドリップもさせてもらっちゃいました

ランブルポットの一滴の小ささにアジャストするのに手間取りましたが、飲んでみたらわりとイメージしていた味。

環境を変えてドリップするのは楽しいものです。

ましてや、こんなにスペシャルな環境ですから。

最後にまた良い思い出ができました。

楽しい二日間、ありがとうございました。

本当はそのあと博多にも1泊して珈琲屋巡りをしたのですが、その辺はバッサリ割愛致します(いちいち名乗ったり許可を取るのが苦手なので)。

博多も美味しい珈琲の街である事は言うまでもありません。

夜の門司港駅